ご存じかどうか存じ上げませんが、シアトルマリナーズってめちゃくちゃ弱いんです。
イチローさんのおかげで日本では有名なチームではありますが、アメリカ国内ではそれほど知名度はありません。弱いからです。
そのマリナーズが、ワイルドカードを勝ち抜き、ディビジョンシリーズまで進んだということで、大盛り上がりでした。
日本と違って、アメリカにはプロ野球球団が30チームもあります。ナショナル・リーグとアメリカン・リーグの2リーグありまして、さらにそのリーグごとに西・東・中地区、と3つの地区に分かれています。各地区5チームがふだんは戦います。たまにシアトルにヤンキースやレッドソックスが来たりするのは、同じアメリカンリーグだからです。ドジャースは同じ西地区で近いのですが、ナショナルリーグなのでワールドシリーズまで行かないと当たりません。
とにかく、球団が多くてワールドシリーズ(最終的なアメリカ全域での優勝)まで、たくさん試合があります。
マリナーズはとにかく弱いので、私はこの辺のシステムをまったく把握していませんでしたが、ワイルドカードまで進んだということで、このたび、勉強いたしました。
- レギュラーシーズン
ふつうに同じリーグの同じ地区同士で対戦 - ワイルドカード(リーグ内)
地区で勝率2番のチーム同士で対戦 - ディビジョンシリーズ(リーグ内)
地区1位チームとワイルドカードの勝者で対戦 - リーグチャンピオンシリーズ(リーグ内)
ディビジョンシリーズで勝ち抜いた2チームでリーグ優勝をかけて対戦 - ワールドシリーズ
リーグ優勝チーム同士が完全優勝をかけて対戦
こんなにいっぱいある!
マリナーズはリーグ優勝もしたことがなく、地区優勝ですら20年以上前(2001年)です。応援するにも忍耐が必要です。
なので、今シーズンワイルドカードに進んだことで、すでにかなり盛り上がっていました。
※昨年も盛り上がりましたが、その時はワイルドカードの権利を争うプレイオフ戦でした。
ワイルドカードでは、カナダのトロントと当たりまして、全試合トロント、完全アウェーじゃん!と思ったら、最後に1-8の7点ビハインドを大逆転しましてワイルドカードを手にしました(もちろんめちゃめちゃ盛り上がりました)。
次のディビジョンシリーズでは、西地区では絶対王者のヒューストン・アストロズとの対戦です。すでに私なんか息切れ気味です。
今度は5試合あってシアトルでも対戦があります。この時点でもちろん T-Mobile パークのチケットは一枚もありません。
シアトルでの第1戦は15日土曜日でした。その前に、すでに5戦中2戦負けています。そうです。もう後がありません。ここから3連勝するしかマリナーズがこのディビジョンシリーズを勝ち上がることはできないのです!
長くなったので続きます…結果は出てるけど…
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