テキサスの小学校銃撃事件
ニュースアプリをいくつかスマホに入れています。
ロイターとCNNとBBC、あとはいつの間にか入っていたマイクロソフトニュース。
Yahoo はあまり好きじゃないので入れていません。
午後2時少し前くらいに、BBCから第一報の通知がありました。通知を見て、しばらく固まりました。
私がサイトを訪れたとき、すでに第二報が入っていました。
今はまだお迎えには来ないでください。
生徒に説明をする必要があります。終わり次第連絡します。
一刻も早く子供を迎えに行きたい親に対して、迎えに来るなってきついです。保護者はいったいどんな気持ちでこの瞬間を過ごしていたのかと想像するだけで本当に辛い。
この一報の後は、各社上を下への大騒ぎで、どこのニュースチャンネルでもこの事件でもちきりでした。犯人はすでに現場の警官に射殺されたようですが、犯人も自殺するか射殺されることをわかっていて犯行に及んでいる可能性もあります。結局、暴力は暴力でしか解決できないのかと思うと、絶望しかありません。
小学校をターゲットにした事件と言えば、日本ではやはり池田小事件です。
もう20年以上たっているのか…
あれはすごく怖かった記憶があります。小学校が襲われるなんて考えたこともなかったので。そしてあの犯人の異常性もすごく怖かった。
この事件で生き残った人たちも、そうとう精神的なダメージがありました。教員ですらそうなのですから、子供たちは相当だったと思います。
今回の事件も、関係のない私たちにとっては一過性の事件かもしれませんが、現場にいた人たちにとっては、亡くなった方々だけでなく、現場を目撃した多くの人にとっても人生を狂わせる事件になり得ます。
ただ聞いている私だってこんなに悲しく辛い気持ちになるくらいです。
何かいい資料はないかと探したら、BBCにいい資料を見つけました（日本語はちょっと古い）。
これだけ社会問題になっているにもかかわらず、銃規制を強化すべき、という論調は下がっているようです。なんで…
ライフル協会などの銃規制反対派は、選挙活動に相当資金援助をしているらしい。オバマ大統領時代は、共和党の猛反対の前にどうにもならなかったようです。
※ちなみに資料によると、銃での殺人で一番多いのは、圧倒的に自殺だそうです。
こちらの資料は、国ごとの学校での乱射事件の統計データです。
他の国が、あっても1桁であるのに対し、アメリカは300件弱もあります。
無差別殺人は銃だけが問題ではないですが、「簡単に」「大量に」殺人できるという点で他の凶器と大きく違います。
息子が
アメリカっていろいろ適当なのに、訳のわからないところで強く規制したり、ちぐはぐなんだよなー
と言っていました。本当にそうだよね。
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