お散歩のときに、VOA の Learning English Broadcast を聞いています。
ポッドキャストって耳だけ傾ければいいので、何か作業しながらでも聞けていいですよね。
英語学習者向けポッドキャストの中では、VOA は群を抜いている感じがします。
先日、このポッドキャストで、スペリングビーの話題が出ていました。
アフリカ系アメリカ人がはじめて優勝したそうです。
昨年はパンデミックでキャンセルしたそうなんですが、今年は開催できて良かったですね。
アフリカ系アメリカ人が初めて優勝した、ということも「え、今までいなかったの?」とびっくりしましたが、
AP通信によると、このコンテストでインドなど南アジア系の出場者が優勝または共同優勝しなかったのは、2008年以降で初めて。
これにもびっくりしました。確かに、ファイナリストの顔ぶれを見ると、インド系が多いなという印象はありました。
インド人って本当に勤勉というか、こういう記憶力系は強いですね。
優勝した Zaila さんは、一日7時間もスペリング学習に費やしているそうです。おおぅ…しかも、バスケも真剣にやっているらしくて、すでにバスケ関連でも記録保持者なんだそうです。14歳にしてこの才能。素晴らしい。
ニュースを検索していたら、こんな記事を見つけました。
公民権運動が起こった1960年代においても、主催者がどんな手を使ったかはわかりませんが、黒人に参加できないようにしていたみたいなんですね。黒人と白人で学校が分かれていたことも原因のひとつで、統合された後も、黒人にはノウハウがなかったり、じゅうぶんなサポートが得られなかったり、またほかにもそれまでの搾取されてきた歴史による不利益の負のスパイラル的なこともあったんだと思われます。
キング牧師が立ち上がって獲得した人権でしたが、アフリカ系アメリカ人が優勝するまで半世紀以上かかったということです。才能って一口に言いますけど、学習環境は、個人の努力ではどうにもならない、生まれたときの状況に相当依存するはずなので、才能だけでは片付けられない、いろいろな要素をクリアしてこそだったのだと思います。
何にしても、Zaila さん、優勝おめでとうございます!🎉
ちょっと脱線しますが、スペリングビー、漢字でも似たようなことできるんじゃないかなって思いました。漢検ありますけど、あれは資格ですし。漢字の大会で優勝っていいと思いませんか?しかもびっくりしたんですけど、スペリングビー優勝者には5万ドルも出るんですって!(下世話ですみません。)
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